昔、車の販売員をしていた頃の話。

相当歳の上の先輩が

「今のスキルが新人時代にあればもっと売っていた」

と、笑いながら言っていました。

きっと軽い冗談の中で言ったのでしょうが、

生意気の盛りだった頃の私は

「過去はどうあれ、今を頑張ればええやろ」

と思っていたモノでした。

ね？生意気でしょ？

まだまだ勤めたばかりでキャリアなんかなく。

振り返るほどの実績すらない。

それだもの、簡単にそんな軽口が叩けたのでしょう。

辞める直前、あと、数年前までちょっとメンタル落ちてる時とか（年に1〜2回はあるんですよ！笑）はこんな言葉を夫に言っている時がありました。

「家にいて家事をしていても、

“生産性”がなくてごめんね」

つまり、

何かしらの“金銭＝物質”を生み出さずにごめんなさい、

ということですね。

最初の先輩や、一昔前の私は

言葉は違えど言っている中身は同じ。

過去に獲得したモノに心まで奪われて。

獲得した瞬間の喜びや、付随して生まれる“物質”こそが

自分の評価を飾るものだと信じていて。

そういった心の働きや、ヨガってなんなんだ？

というところと向き合うようになってからは、

この想いや疑問がよくわかりました。

別に、いいんですよ、そう思ったって。

物質的な欲求が大くたって。

それで自分がどういう状態かが

自分でよくわかってさえいれば。

それだけやりがいや物質を

経済社会の中で手に入れられたということは、

必ずそれ以外の“目に見えないもの”も

くっついてきているはず！！

『お人柄』や『思いやり』『誠実さ』

『耐久力』『スルースキル』

などなどなどなど・・・・。

何もない、なんてわけがない。

だから、安心して今できることを励めばいいのではないのでしょうか？

出来ないから、練習するのです＾＾

「過去はどうあれ、今を頑張ればええやろ❤️」

今日もできないことがたくさんあった。

だから、

明日も練習しよう*\(^o^)/*

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