ある日の塾での話。

日頃英語を担当させてもらっている生徒と

来たるテストに向けて過去問対策をしました。

仮名で加藤くんとしておきましょう。

教科は算数。

英語の“加藤くん”は知っていましたが、

算数の“加藤くん”とは初対面。

全く違う教科でも同じ人間ですから、

マルの傾向もミスの傾向も

実は同じパターンがあるんです。

あっちもこっちも出来ない？

一個一個が連続性のない間違いだけでしょうか？

教科が違えど、つまずくのなら

なにか根っこは共通してるのではないでしょうか。

私はヨガからそう学んだので、

枝葉のマルバツに一喜一憂するよりは

マルの根本も、

バツの根本も、

本人が分かって行くことを大切に

教えています。

教えている？

いえいえ、

教わっているの間違いですね。

「算数で根っこを見つけるのが先かな？

英語で根っこを見つけるのが先かな？

どっちにしても良くなるから

楽しみだね」

そんなことを伝えると、

「そっかー！」

とニコニコしてました。

ヨガでも塾でも

教えているようで教わっている。

とてもとてもありがたいです。

塾関係は当然写真はないので

我が家のにゃんこでお許しください。