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慌てていると、見えるものも見えなくなる。
突然ですが、皆さんは
「今すぐ決めてください」と言われると、
どんな気持ちになりますか?
「急がなきゃ!」
「早くしないと損をするかも」
「今やらなかったら間に合わない!」
そんな気持ちになった経験、ありませんか?
実は、人は慌てているときほど、物事を冷静に判断することが難しくなります。
詐欺の手口にも、よく似た心理を利用したものがありますよね。
「今日中に手続きしないと大変なことになる」
「今だけの特別な案内です」
「あなたにだけお知らせしています」
不安や焦りを刺激して、考える時間を与えない。
落ち着いて考えればおかしいと気づくことでも、慌てていると、その違和感を見落としてしまうことがあります。
これは詐欺に限った話ではありません。
忙しいとき、イライラしているとき、何かに追われているとき。
目の前のことを早く片付けようとして、確認を怠ったり、普段ならしないような判断をしてしまったり。
後から「あれ?どうしてあんなことをしたんだろう」と思うこともあります。
では、どうすればいいのでしょう。
まずは、慌てている自分に気づくこと。
そして、一度立ち止まること。
深呼吸をしてみる。
身体に余計な力が入っていないか感じてみる。
今、自分がどんな状態にあるのかを確認してみる。
それだけでも、少しずつ視野が戻ってきます。
ここで大切なのは、落ち着くことは単なるリラックスではない、ということ。
落ち着くことは、判断力を保つための土台です。
何でもゆっくりやればいい、という話ではありません。
必要なときには素早く動くことも大切です。
ただ、速く動くことと、焦って判断することは別物。
自分の状態を把握し、状況を見極めたうえで、速く進むのか、一度立ち止まるのかを選べること。
それが大切なのだと思います。
ヨガでも、自分の身体を観察することを大切にしています。
ポーズができるか、身体が柔らかいか、筋力があるか。
そうした結果だけを見るのではなく、今、自分の身体がどうなっているのかを感じ取る。
力が入りすぎていないか。
呼吸はどうなっているか。
無理をしていないか。
自分の状態を知ることは、身体を扱ううえでも、日常を過ごすうえでも大切なことです。
何でも早く、効率よく、すぐに結果を出すことが求められがちな世の中ですが、いつも急いでいる必要はありません。
急ぐべきときには迷わず進む。
でも、焦っているときには一度立ち止まる。
その使い分けができることも、ひとつの力なのだと思います。
慌てているときほど、一呼吸。
自分の状態を確認してから、次の一歩を決めてみましょう。
案外、立ち止まることで、物事が早く進むこともありますよ😊

